ZoomのAPI制限

アプリケーションの作成は↓から。

APIについてですが、結局は公式ドキュメントがあるのでここでは概略だけにしようかと思います。

レート制限

2020年4月19日、レート制限が変更となりました(Pro・Business・Education・VIP・API Partner・Enterpriseプラン)。
旧来は、1秒あたり10リクエストがレート制限となっていましたが、変更となりました。

全てのAPIはリクエストタイプによって、Light・Medium・Heavy・Resource-intensiveの4つに分類されます。

Light 単一のリソースを作成・取得・更新・削除するようなAPIがこれに分類されます。
Medium Batch APIとChat APIがこれに分類されます。Batch APIは複数のリソースを一度に作成・更新・取得します。
Heavy 全てのReports APIとほとんどのDashboard APIがこれに分類されます。
Resource-intensive 次に示すDashboard API。
GET /v2/metrics/meetings
GET /v2/metrics/webinars
GET /v2/metrics/zoomrooms
GET /v2/metrics/im

このリクエストタイプの分類と契約プランによって、次のようにレート制限が定められます。

Pro Business, Education, Enterprise, Partner
Light 30 requests/second 80 requests/second
Medium 20 requests/second 60 requests/second
Heavy 10 requests/second 40 requests/second
Resource-intensive 10 requests/minute 20 requests/minute

但し、Proの場合はHeavyとResource-intensiveを合計して30,000 requests/day、 Business, Education, Enterprise, Partnerの場合は合計して60,000 requests/dayのレート制限が別に存在します。

また、1人のユーザーに対して1日100件以上の会議を作成・更新することはできません。

リクエストが制限を超えた場合、429エラーを返します。
また、単一リソースに対してGET・POST・DELETE・PATCH・PUTが同時にリクエストされた場合は全てのリクエストに429エラーを返します。

その他、詳細は公式ドキュメントを参照してください。

管理者権限

APIには管理者権限が必要なものが多くあるのですが、管理者権限はProプラン以上で設定できるため、無料ユーザーには使えないようです(そもそも、無料ユーザーにREST APIが提供されるとはどこにも書かれていない)。

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